東京 銀座『Cucina del NABUCCO』ランチ

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B イタリアン・トラットリア 銀座・東銀座

東京 銀座にある『Cucina del NABUCCO(クッチーナ デル ナブッコ)』にお邪魔しました。

オススメ度:B

訪問日:2021年11月 昼

お店の情報

『Cucina del NABUCCO(クッチーナ デル ナブッコ)』は,店内で毎日作られているフレッシュなチーズが楽しめるイタリアンで,『株式会社 HUGE』が運営するレストランの1つです.

『株式会社 HUGE』の運営するレストランには『RIGOLETTO』系列,『RESTAURANT DAZZLE』,『MODERN MEXICANO』系列,『蕎麦 蘇枋(すおう)』など様々なジャンルのお店があります.

【ホームページ】

銀座のイタリアンダイニング&バー|Cucina del NABUCCO(クッチーナ デル ナブッコ) | 株式会社HUGE(ヒュージ)| ENTERPRISE Huge Co., Ltd.
手作りのフレッシュチーズ、こだわりのトマト、モチモチの生パスタにこだわった、シンプルで素材感のあるイタリアンレストラン、Cucina del NABUCCO(クッチーナ デル ナブッコ)。

【Instagram】

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外観・内観

『マロニエゲート銀座3』の裏にある『ミキモトギンザ2』の7階にお店があります.

店内は広く,5人ほど座ることができるソファ席が3つ,4人テーブルが4つ,5人テーブルが1つ,2人テーブルが11つあります.

店内は白が基調となっており,ランチタイムは照明も明るいです.

メニュー

ランチメニュー

ドリンクメニュー

レビュー

「FULL COURSE」(税込3300円)をお願いしていました.

内容は「本日のスープと渋いちパン」「ナブッコ・カプレーゼ」「ハーフサイズ・パスタ」「ハーフサイズ・グリル」「デザートとドリンク」です.

初めにパスタとグリルを選びます.

この日の日替わりパスタは「サーモンとハーブのハーブバターソース」で,今月の生パスタはホウレン草を練り込んだパスタでした.

3人で伺ったので,別々のものをチョイスしてシェアしました.

「本日のスープと渋いちパン」

「本日のスープ」は白インゲン豆のスープでした.

「渋いちパン」は『株式会社 HUGE』の運営する『SHIBUichi BAKERY』のパンです.

ベーカリーのパンという特別感は特にないですが,無料でお代わり可能です.

「ナブッコ・カプレーゼ」

チーズはモッツアレラチーズを小さく丸めたもの(名前は忘れました…)とリコッタチーズの2種類です.

リコッタチーズにはベリー系の甘いソースがかかっており,洋梨やフルーツトマト,「24ヶ月熟成 パルマ産プロシュート」が付いています.

フルーツトマトは北海道産の”オスミックトマト”です.

“オスミックトマト”は高糖度のフルーツトマトとして近年話題のトマトです.

最近,ブッラータ×フルーツなどのチーズとフルーツの組み合わせが流行っているので,ありだと思います(個人的にはあまり好きではないですが…)

ハーフサイズ・パスタ「自家製ハムと茸のカチョ・エ・ぺぺ リングイネ」

“カチョ・エ・ぺぺ(cacio e pepe)”はカルボナーラ・アマトリチャーナ(amatriciana)と共に”ローマの3大パスタ”と称されるパスタです.

チーズ(=cacio)と胡椒(=pepe)をパスタに和えたシンプルな一品です.

メニューには”ハム”と書かれていますが,実際には所謂「ハム」ではなく,ソーセージの中身のような肉々しい塊がゴロゴロ入っています.

チーズ,胡椒,肉が合わさって,シンプルながらも食べ応えがあります.

「鬼手長海老とカリフラワーのハーブトマトクリームソース リングイネ」

大きいエビが1匹載っていて,身はプリプリです.

酸味の少ないトマトソースでクリームはあっさりめなので,マイルドな味付けで美味しいです.

「牛タンポルペッティーとストラッチャテッラのボロネーゼ リングイネ」

“ポルペッティー”はイタリアではミートボールのようなものを指します.

“ストラッチャテッラ(Stracciatella)”は”ブッラータ(Burrata)”の中身のチーズです.

ブッラータは最近日本でも流行っていますが,元々はイタリア南部のプーリア州が産地で,袋状になったモッツァレラの中にモッツァレラのカードと生クリームを混ぜたものを入れて包んだチームです.

粗く崩された牛タンのミートボールがゴロゴロ入っていて肉々しいですが,そこにストラッチャテッラがかかることで濃厚な味わいになっていて美味しいです.

ハーフサイズ・グリル「ハーブ三元豚のアリスタ バルサミコソース」

“アリスタ”はイタリア トスカーナの伝統郷土料理で,ローズマリーやセイジなどの香草と塩・胡椒で作るローストポークです.

“アリスタ”というイタリア語を直訳すると”豚の背肉”を指すため,現地では骨付きの背肉ロースで作ることが多いそうです.

ハーブの香りの効いた柔らかい三元豚は少し脂身が多めですが,バルサミコソースのおかげでさっぱりといただけます.

「気仙沼産メカジキのハーブグリル タプナードソースとレモン」

メカジキはしっかり目に火が通っており,少しパサつきがありました.

メカジキ自体にはハーブと塩胡椒で味が付いており,付属のタプナードやレモンで味変しながらいただきます.

“タプナード”はフランス南東部 プロヴァンス地方を発祥とするオリーブのペーストです.

タプナードには黒オリーブで作られたものと緑オリーブで作られたものがありますが,今回は黒オリーブで作られたものが添えられています.

ニンニクやアンチョビも混ぜられており,クセになる味です.

「国産牛フィレ肉のビステッカ アフミカータとフォンドボーソース」(+税込550円)

お肉は赤身ですが柔らかく,火加減は良い感じです.

“アフミカータ(Affumicata)”は”燻製した”という意味で,スモークされたモッツアレラチーズがお肉に載っています.

燻製の良い香りと纏ったチーズ,赤身でさっぱりめのフィレ肉,そして,フォンドボーソースが合わさり美味しいです.

デザート「クラシック・ティラミス」

「苺とリコッタクリームのチーズケーキ」

濃厚すぎないチーズケーキです.

「洋梨とアールグレイのパンナコッタ」

アールグレイの香りを強く感じられ,美味しいです.

ドリンクは合計で赤ワインボトル1本と赤ワイングラス2杯をいただきました.

「Primitivo di Manduria, Faunus」(税込3025円/本)

プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア(Primitivo di Manduria)は、イタリア南東部に位置するプーリア州(Puglia)の代表的な赤ワインのことです。

使用されているブドウ品種は勿論、名前の通りプリミティーヴォ(Primitivo)です。

今回は生産者 ファウヌス(Faunus)によって造られたプリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアです。

タンニン控えめですが,軽過ぎず程良くしっかりしていて美味しいです.

ワインはあまり詳しくないですが,プリミティーヴォは好きです.

「Mille 141 Toscana Rosso, Barone Ricasoli 2018」(税込660円/杯)

イタリア トスカーナ(Toscana)で、生産者 バローネ・リカーゾリ(Barone Ricasoli)によって造られた赤ワイン(Rosso)です。

用いられているブドウ品種は、サンジョヴェーゼ(Sangiovese)とメルロー( Merlot )です。

「Friuli Rosso Schioppettino. Villa Rubini 2018」(税込605円/杯)

イタリアの北東部に位置するフリウリ・ヴェネチア・ジュリア州(Friuli)で、生産者 ヴィラ・ルビーニ(Villa Rubini)によって造られた赤ワイン(Rosso)です。

フリウリのワインと言えば白が有名ですが、今回は赤です。

ブドウ品種はスキオペッティーノ(Schioppettino)とメルロー(Merlot)です。

この内容のコースで税込3300円(ビステッカは+550円)はふつうだと思います.

「CASUAL COURSE」はパスタかグリルのどちらか一方だけ,かつ,パスタやデザートの内容も「FULL COURSE」とは異なりますが,パスタは通常サイズですし,税込2200円なのでありだと思います.

実際,周りのお客さんもほとんどが「CASUAL COURSE」だったように思います.

また,メニューには書かれていませんが,「FULL COURSE」の「ハーフサイズ・パスタ」は税込275円で通常サイズにすることができます.

よく食べる方はハーフサイズだと物足りないと思うので,サイズアップをオススメします.

自分もサイズアップで注文しましたが,店員さんのミスで厨房に伝わっていなかったのか,ハーフサイズのままでした(プラス料金も付いていなかったので損はしていませんが,少し残念でした)

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