東京 目黒にある『石鍋 のぐち 白金邸』にお邪魔しました。
オススメ度:B+
訪問日:2021年11月 夜
お店の情報
『石鍋 のぐち 白金邸』では、石鍋を使ったお鍋がいただけます。
料理も勿論ですが、お店の外観と店内の個室が特徴的なお店です。
【ホームページ】
外観・内観
山手線 目黒駅から徒歩20分、山手線 五反田駅から徒歩15分、東京メトロ南北線 白金台駅から徒歩10分、都営浅草線 高輪台駅から徒歩11分の場所にお店があります。(徒歩時間はお店HPの記載より)
外観は完全に家です.



周囲も住宅地なので、知らないとお店だとは気付きません。
思わず入口でインターフォンを鳴らしそうになります(笑)

お店は2階建てで、1階はワンフロアにテーブルが並んでいます.
2階には完全個室が4部屋(4席2部屋、6席1部屋、10席1部屋)あります.

個室は遮音性に優れているそうです(実際、この日は隣の部屋の声は全く聴こえませんでした)
メニュー
料理は「石鍋基本コース」(5940円)と「石鍋極上コース」のみです.
「石鍋極上コース」は「石鍋基本コース」に「厳選お造り盛合せ」が追加されます.
ドリンクは日本酒・焼酎からワイン・ウィスキーまで多くの種類があります.
レビュー
石鍋基本コース(5940円)は「季節の前菜」「お鍋」「〆の麺類」「デザート」です.
初めに「季節の前菜」が到着します.

HPのメニューでは「季節の前菜3種」となっていますが,この日は5種類も出てきました.
稲穂は飾りかと思っていたら中を食べられるとのことで,ポリポリ食べていると意外にクセになります.
個人的には,右手前の鱧と牛蒡の料理が特にお気に入りでした.
前菜を食べ終わると,「お鍋」が始まります.
まずは,ごま油がたっぷり入った石鍋で豚肉と牛肉が焼かれていきます.
ごま油の良い香りが立ち込めてきます.
豚肉は,群馬県産 嬉嬉豚です.
こちら「嬉嬉豚」は,群馬の大自然が育む美味しい”水”と,アミノ酸バランスとカロリー構成を考え尽くし更に納豆菌も加えた”餌”を与えて育てられ,サシの入った良質な肉質の豚肉だそうです.
牛肉は,その日全国で厳選した国産和牛が使用されています.
この日はA4ランクの茨城牛のもも肉でした.
焼かれた豚肉と牛肉は一度引き上げられて,石鍋に鶏出汁が注がれます.
そこに,白菜や椎茸などの野菜,カニ,エビ,つくね(鶏つくねとイカつくね),豆腐,が投入されます.
最後に,先程の豚肉と牛肉が戻されて完成となります.
つけタレは2種類で,卵の入ったタレ(詳細は忘れてしまいました…)と,白醤油で作られたポン酢です.
一巡目は卵の入ったタレの方に店員さんが取り分けてくださり,その後はセルフで取るスタイルです.

ごま油と鶏出汁,そして具材の旨味が合わさり,とても美味しいです.
ごま油がしっかり効いているのに,全く重たくないのが不思議です.
薬味は,腐乳,黒ニンニク,食べるラー油の3種類です.
つけタレ2種類×薬味3種類で様々な食べ方ができるので飽きることもなく,いくらでも食べられます.
具材を完食すると,「〆の麺類」を作りに来てくださいます.
スープが美味し過ぎて,麺もペロリと完食してしまいました.
最後にデザートです.

コーン茶のゼリーや,生クリームにコーン茶のパウダーがかかっていたり,コーン茶尽くしでした.
本来はこれで終わりなのですが,デザートを食べた後にお願いして,もう一度「〆の麺類」をいただきました(笑)
こんなわがままにも快く応えてくださいます(笑)
こんな美味しい料理をゆったり個室でいただけるので,勿論お酒も進みます(単品で7〜8杯かな…)
お店のHPでも接待での利用が推されていますが,その通りで,シュチュエーションがはまればかなり良いお店だと思います.
現在は通年同じ鍋の内容だそうですが,今後は季節毎に変えることも考えているそうです.
もし季節毎に変わるようになれば,定期的に通いたいなぁと思います.
コメント