東京 銀座にある『銀座 鰤門(しもん)』にお邪魔しました。
オススメ度:B+
訪問日:2021年4月 昼
お店の情報
『鰤門』は、荒谷公彦さんが代表を務める『株式会社 GODAK』に所属するお店です。
荒谷公彦さんがプロデュースするお店は『鰤門』以外にも、シーフードレストラン『GINAZA KAZAN(カザン)』、和牛ステーキ『MASQ(マスク)』、ワインバー『GOSS(ゴス)』など多くのお店があります。
『鰤門』にも『銀座 鰤門』以外に、『日本橋 鰤門』があります。
『銀座 鰤門』の営業時間は、平日 昼11:30〜15:00(L.O 14:30) 夜17:00〜23:00(L.O. 22:00)、土日祝 昼11:30〜15:00(L.O 14:30) 夜17:00〜22:00(L.O. 21:00)、定休日なし、となっています。
ただ、訪問時は緊急事態宣言のため、20時までの営業となっていました。
【ホームページ】
【Instagram】
【荒谷公彦プロデュースレストラングループ Twitter】

外観・内観
銀座駅から徒歩5分ほどの、『坂口ビル』の6階にお店があります。

店内には12mに及ぶ長いカウンター席と、5つの個室があります。
照明は少し暗く、落ち着いた雰囲気です。
入店時にアルコール消毒と検温を求められます。
メニュー
昼のお品書
昼のおまかせ(税別6000円)、鰤門ランチコース(税別4500円)、昼の鮨懐石(税別10000円)
夜のお品書
鰤門(税別12000円)、夜のおまかせ(税別15000円)、鮨懐石(税別20000円)
ドリンクメニュー

レビュー

「鰤門ランチコース」(税別4500円)をお願いしました。
まず前菜が3品、順に提供されます。
「目近鮪(メジマグロ)の胡麻醤油かけ」

“メジマグロ”は”クロマグロ”の幼魚です。
甘さ控えめな胡麻醤油がたっぷりかかっています。
「オーストラリア タスマニア産の生牡蠣」

「帆立とアスパラの煮凝りがけ」

前菜が終わると、次は握りです。
この日は個室でしたが、握りは1〜2貫ずつ提供してくださいました。
テーブル席のランチだと握りはまとめて提供されるお店も多い中、数貫ずつ提供してくださるのは嬉しいです。
ちなみに、このタイミングで「がり」も提供されます。

辛さ控えめ、少し甘めのがりです。
「ニューカレドニア産 天使の海老の昆布締め」

“天使の海老”は、正式名称”パラダイス・プロン”という品種の海老で、少し青みがかった透明な身が特徴的です。
プリッとした食感を楽しめます。
「熊本 天草の小肌」/「青森の桜鱒」

小肌は酢で締められていますが、酢の効きは強くはありません。
桜鱒はサーモンと比べて脂の乗りが控えめなので、あっさり食べられます。
「春子鯛(かすごたい)の昆布締め」

“春子鯛”は本鯛の稚魚のことです。
稚魚ですが旨味の強さは本鯛に全く劣らず、充分に鯛の旨味を味わえます。
「本鮪の赤身の漬け」/「白イカ」

赤身は程良く脂が乗っています。
漬けの加減は、しょっぱ過ぎず丁度良いです。
白イカは交差状に包丁が入っており、とても柔らかいです。
「いくら」

「穴子」

身がふわふわに仕上がっています。
タレの塗られている量が控えめなので、タレだけでなく穴子自体の味をしっかり味わうことができます。
「玉子」/「干瓢巻」

玉子は甘過ぎはしませんが、少し甘みのある玉子です。
「お椀」

そして、最後にデザートの「自家製わらび餅」が提供されます。

どれも美味しかったですが、個人的には「春子鯛の昆布締め」と「本鮪の赤身の漬け」が特にお気に入りでした。
この日は個室だったので、ゆったりと食事することができました。
更に、個室を利用しても個室料がかからないのが嬉しいです。
全体として、この内容をゆったりと個室でいただけて税込4950円はオススメです。
訪問時はアルコールの販売がありませんでしたが、アルコールが解禁されたら再びゆっくり伺いたいと思います。
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