東京 銀座にある『中華そば 銀座 八五(はちごう)』にお邪魔しました。
オススメ度:B+
訪問日:2021年3月 夜
お店の情報、外観・内観、メニュー
ミシュラン2020・2021でビブグルマンに選出されています。
京都全日空ホテル(現ANAクラウンプラザホテル京都)で総料理長を務められていた元フレンチシェフの松村康史さんが、水道橋『中華そば 勝本』・神保町『つけそば 神田 勝本』に続いてオープンされたお店です。
現在(2021年3月)は整理券制ですが、2021年4月1日より予約ボード制に変わるそうです。

詳細は以前の記事に記載していますので、是非こちらを併せてご覧下さい。
レビュー
この日は平日の16時20分頃にお店に到着しました。
扉を開けて店内にいらっしゃる店員さんに声をかけると、整理券をいただけます。

その際に預かり金として1000円を払います。
17:30の整理券でしたので一旦お店を離れ、17:30に戻りました。
店内に入り整理券を店員さんに渡すと、1000円が返ってきます。
店内の券売機で食券を購入し、着席します。
「特製中華そば」(税込1050円)・「大盛り」(税込100円)を購入しました。
しばらくすると、到着。

スープはタレを一切使用せず、出汁と仕上げの塩のみで味を作っているそうです。
出汁は、鴨と鶏がベースになっており、そこに椎茸など他の食材が合わさっています。
何かの旨味を強く感じるという訳ではなく、様々な旨味がバランス良くまとまっており、美味しいです。
麺は細麺で、そこまでコシの強くないスルスルとした麺です。
パスタで使用されるデュラムファリーナ粉が配合された『浅草開化楼』の特注麺だそうです。
メンマは短いコリコリした食感のものが4本載っています。
九条葱は辛みはなく、途中で合わせて食べると良い味変になります。
「特製」はチャーシュー1枚と味玉が追加になります。
チャーシューは計2枚載っています。
“チャーシューが一品として成立する程美味しい”という評判だったので期待していたのですが、かなり脂身が多いチャーシューだったのが残念でした。
下の方の2枚目は7〜8割が脂身でした。
チャーシューの上には、仕上げに松村康史さんが直々にミルで挽いてくださる胡椒がかかっています。
この胡椒は「ペッパーキャビア」です。
「ペッパーキャビア」は、野生のペッパーとして刺激のある爽やかさで芳醇な香りが特徴、だそうです。
「ペッパーキャビア」を途中でスープに溶かしていただくと、スープが引き締まり、良いアクセントになります。
味玉は少し硬めの半熟で、しっかり出汁が染みており美味しいです。
食後にほうじ茶をいただけます。
このほうじ茶は少しクセのあるほうじ茶です。
全体としては、洗練された美味しい1杯です。
ただ正直、前々回・前回にいただいた時ほどの感動はありませんでした。(自分の味覚の問題かもしれませんが)
また伺うことがあれば、次回はチャーシューは追加せずに「味玉中華そば」にしようと思います。
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