東京 銀座『東京チャイニーズ 一凛 』3回目 ランチ

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A 中華料理 銀座・東銀座

東京 銀座にある『東京チャイニーズ 一凛』にお邪魔しました。

オススメ度:A

訪問日:2021年4月 昼

お店の情報、外観・内観

『東京チャイニーズ 一凛』は、『イチリンハナレ』『TexturA』を手掛ける斎藤宏文シェフのお店です。

以前の記事に記載していますので、是非こちらを併せてご覧下さい。

メニュー

土日ランチメニュー

ドリンクメニュー

※ドリンクメニューは税抜表示でした。

レビュー

この日は日曜だったので、「土曜・日曜日限定ランチコース」(税込3850円)でお願いしました。

初めに苦手な食材を尋ねられ、次に「ご飯物」を選びます。

この日の「焼き飯」は「海老と九条葱の焼き飯」で、3つの中でオススメは「陳麻婆豆腐と御飯」とのことでした。

コースが始まると、まず「よだれ鶏」が到着。

鶏肉は岩手県の南部鶏が使われています。

ぱさつきはなく、しっとり柔らかいです。

酸味の効いたタレで、辛さはほとんどありません。

使われている辣油はよだれ鶏専用のものだそうです。

また、大量に入った胡麻と、上にかかっているパクチーも合わさり、少しずつ違った味が楽しめます。

次に「もち豚焼売」が到着。

中がトロっとした焼売で、豚の甘味を感じます。

店員さんから、焼売をよだれ鶏のタレに付けても美味しいと教えていただき、半分は付けていただきました。

すると、豚の旨味と辣油・胡麻・パクチーが合わさり、こちらも美味しいです。

次に魚料理の「真鯛の湯引き〜浅利と発酵唐辛子のスープ仕立て〜」が到着。

一口スープを飲むとまず浅利の味が来て、次に唐辛子がピリッと来ます。

真鯛は切り身が2つで、味が染みて、身は柔らかいです。

上に載っているのは白セロリで、ややクセがあります。

更に、台湾のオリーブが数粒入っています。

それぞれ異なった食材が良いバランスで合わさっていて美味しいです。

肉料理の「鴨ロースの甘味噌炒め〜クレープ包み〜」が到着。

鴨ロースとクレープが2セット出てくるので、自分で巻いていただきます。

鴨ロースは柔らかく、濃い目の味付けの甘味噌とよく合います。

北京ダックのような感じですが、鴨ロースが分厚く、肉の味もしっかりしているので、北京ダックより遥かに美味しいです。

2セットと言わず、10セットぐらい食べたかったです(笑)

野菜料理の「中国野菜 菜芯の腐乳炒め」が到着。

この「菜芯」という野菜、初めていただきましたが、チンゲンサイのような感じであまりクセはありません。

「腐乳」も初めていただきました。

その名の通り豆腐から作られるそうで、あっさりしたクリームソースのような感じです。

ご飯物の「陳麻婆豆腐と御飯」が到着。

辣油がたっぷり使われており、かなりオイリーな感じです。

山椒はかなり控えめですが、辣油が効いていてピリッと辛いです。

先程のよだれ鶏用の辣油とは違った、麻婆豆腐用の辣油が使われているそうです。

御飯は普通では半膳ちょっとぐらいですが、お願いすると大盛りにもできます。

↓↓↓連れの頼んだ大盛りとの比較です(笑)

連れの「坦々麺」も少しいただきました。

以前に平日のランチで「汁なし坦々麺」はいただいたことがありますが、「坦々麺」は初でした。

肉の旨味がしっかりスープに出ており、とても美味しいです。

辛さは、こちらは麻婆豆腐とは違い、山椒が効いていて、辣油は控えめです。

辣油は、よだれ鶏用のものとも、麻婆豆腐用のものとも違う、坦々麺用の辣油だそうです。

麺は細麺です。

最後に「本日のデザート」が到着。

この日のデザートは「フルーツトマトのライチ漬け」でした。

静岡県のアメーラという種類のフルーツトマトを、湯引きして、ライチのシロップに漬けているそうです。

甘過ぎず、ですがトマトの酸味などはほとんどなく、さっぱりしています。

トマトがあまり好きではない自分でも、美味しくいただけました。

料理はどれも美味しく、特に 魚料理「真鯛の湯引き〜浅利と発酵唐辛子のスープ仕立て〜」と肉料理「鴨ロースの甘味噌炒め〜クレープ包み〜」とご飯物「坦々麺」がお気に入りでした。

ドリンクは、「女児紅(ニューアルホン)5年」のボトル(税抜3200円)と「おすすめ中国酒3種デギュスタシオンセット」(税抜1200円)をいただきました。

「女児紅」のボトルを開ける際は、テーブルで蝋の部分に火をつけて封を開けてくれます。

「おすすめ中国酒3種デギュスタシオンセット」は、注文する際に店員さんにどういう感じのものが良いか(クセが強いもの、甘みのあるもの、など)を伝えると、良い感じにチョイスしてくれます。

今回の3種は上から、食前酒の様な少し甘味のあるもの、クセのかなり強いもの、所謂紹興酒のようだけど後味に少しクセのあるもの、でした。

それぞれに簡単な説明が付いてくるのも嬉しいです。

また、メニューを見ると詳しい説明も書かれています。

個人的には、クセのかなり強い「即墨老酒 焦香(ジーモーラオジョー)」が一番好みで、「石庫門(シークーメン)12年」があまり好きではありませんでした。

料理が出てくるペースは、食べるペースに合わせてくださり、かなりゆっくりめに出していただけました。

店員さんが遠目から、食事の邪魔にならないよう配慮しながら食事のペースを確認してくださっていました。

合計で2時間弱の滞在でした。

また、この日はカーテンで仕切られた半個室のようなテーブル席でした。

周りを気にすることなく、落ち着いて食事をすることができて良かったです。

さらに、料理やお酒の説明なども含め、店員さんのサービスはとても良かったです。

サービス料が別途10%かかりますが、このサービスなら10%払っても良いな、と思います。

全体として、この内容でコース料金 税込3850円(サ別)はかなりオススメです。

休日の昼からお酒が飲める日に、また伺いたいと思います。

平日限定ランチを紹介していますので、是非併せてご覧下さい。

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