東京 銀座『LA BETTOLA da Ochiai』2回目 ランチ

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B+ イタリアン・トラットリア 銀座・東銀座

東京 銀座にある『LA BETTOLA da Ochiai(ラ ベットラ ダ オチアイ)』にお邪魔しました。

オススメ度:B+

訪問日:2021年3月 昼

お店の情報、外観・内観

『 LA BETTOLA da Ochiai』は、様々なメディアに出演されている落合シェフが1997年にオープンされたイタリアンです。

ミシュランのビブグルマンに2017・2018・2019・2020・2021と連続で選出されています。

2021年1月末以降、休業されていましたが、3月2日より営業を再開されています。

また、3月は日曜営業もされているそうです。

詳細は以前の記事に記載していますので、是非こちらを併せてご覧下さい。

メニュー

休日は「Pranzo A」「Pranzo B」のみですが、平日は「Pranzo Veloce」(税込1430円)もあります。

「Pranzo Veloce」の内容は、ブルスケッタ+本日のパスタとラザニアの盛り合わせです。

ワインリストは声をかけると持って来てくれます。

前回(2021年1月)は料金が税別表記でしたが、税込表記に変わっています。

レビュー

前回同様地下のテーブル席を指定して予約していたので、入口で検温・アルコール消毒を行った後、地下に案内されました。

日曜のランチだったので「Pranzo B」(税込3300円)をお願いして、前菜・パスタ・メインを選びます。

この日は13:15〜の回でしたが、既に「仔羊とカラブリア産唐辛子のラグーソーススパゲッティ」が売り切れており、メインの「的ダイ」は「クロダイ」に変更になっていました。

この売り切れの案内が、注文した時に後出しで「すみません、売り切れていまして・・・」と言われたのが、すこし残念でした。

注文前の料理を迷っている時に案内が欲しかったです。

さらに、仔羊のスパゲッティが売り切れと言われたので「代わりを考えるので少し待ってください」と言うと、「作る時間もあるので早く言ってもらわないと・・・」と言われました。

ですが、メニューが多い(この日のパスタは14種類)ので、そんなに直ぐには決められません。(適当には決めたくないですし)

結局、「直ぐに呼びますから、一旦待ってください」と伝え、少し待っていただきました。

更にその後に、「魚がクロダイもなくなってしまいスズキになるのですが良いですか?」と言われました。

そんなこんなで最後のパスタを注文し、初めにフォッカッチャが到着。

前回よりも表面がサクサクしており、揚げ焼きのようになっています。

ちなみに、このフォッカッチャはお代わりをもらうことができます。

次に「本日の前菜の盛り合わせ」が到着。

時計回りに、ブロッコリーのアーリオオーリオ、カプレーゼ、〜のソーセージ、鶏のレバームース、サーモンのマリネ、キノコのソテー、カポナータです。

前回と比べると、7種類中3種類は変わっています。

特に「鶏のレバームース」が臭みはないのに濃厚で美味しいです。

パスタが到着。

パスタの大盛りは+800円で量が2倍になるので、3つとも大盛りでお願いしていました。

ちなみに、大盛りは麺だけでなく、ソースや具材もしっかり大盛りになっています。

「ズワイ蟹と九条葱のからすみスパゲッティ 大盛り」

ズワイ蟹がたっぷり入っていて、蟹の旨みが出ています。

前回より少し辛みが強い味付けです。

九条葱の辛みかと思いましたが、九条葱自体には殆ど辛み・臭みはなく、いいアクセントになっています。

オイルに入れる鷹の爪によるものかなと思います。

ただ、前回より少し辛みが強いと言っても、決して辛すぎることはなく、ピリ辛ぐらいで美味しいです。

「スモークサーモン、エリンギ、ほうれん草の生クリームソーススパゲッティ 大盛り」

サーモンはしっかり旨みを感じますが、塩っ辛くはないです。

クリームソースは濃厚ですが、重た過ぎはしません。

エリンギは少なめであまり主張してこないので、スパゲッティの食感を邪魔しません。

「牛ホホ肉赤ワインソースのリガトーニ 大盛り」

牛ホホ肉がゴロゴロ入っています。

ソースは濃厚な赤ワインソースで、赤ワインのアルコール感は全くなく、牛の旨みと良いバランスです。

最後に、メイン料理が到着。

ワインを飲みながらだったので食べるペースがゆっくり、かつ、地下の席だったので食事の進捗を店員さんが把握できないため、パスタが食べ終わらないうちにメイン料理が到着しました。

「仔羊の香草グリル」(+330円)

香草が効いているので、仔羊の臭みは全くないです。

肉はとても柔らかく、程良く脂が乗っています。

「鴨のタリアータ ルーコラサラダ添え」

前回は火の通りがしっかりめで少し硬かったですが、今回は柔らかいです。

味付けはバルサミコ酢のような感じでさっぱりしています。

「スズキのムニエル きのこのソース」

スズキは身がホロホロです。

きのこのソースは、少しトロっとしていて、よく魚に絡みます。

メイン料理を食べ終わった頃に、店員さんが別料金のドルチェを勧めに来てくれます。

ですが、お店が15:00閉店であまり時間もなかったので、今回は頼みませんでした。

やはり落合シェフのお店だけあって、前菜・パスタ・メインどれも美味しいです。

ただ、前回も思いましたが、個人的にはパスタ>メインかなと思います。

特に、「ズワイ蟹と九条葱のからすみスパゲッティ」と「スモークサーモン、エリンギ、ほうれん草の生クリームソーススパゲッティ」が美味しかったです。

料理だけでみると、この内容で税込3300円(パスタ大盛り+800円)はお得だと思います。

p.s.

今回は接客が残念でした。

先述しているのは、①売り切れ・変更の案内が後出し ②パスタの代わりを考えると言った際の対応 ③メインの出てくるタイミング の3つです。

さらに、お店の閉店を知らせる際の対応もやや気になりました。

15:00閉店だそうですが、そのことは店先の貼り紙にもHPにも書かれてはいません。(L.O. 14:00とだけ書かれています。)

にも関わらず、「早く出てください」という雰囲気が前面に出た対応でした。

勿論書かれていなくても、閉店時間を知らされて退店すること自体は何の問題もないのですが、もう少し別の言い方があるかなと思いました。

前回の「Pranzo B」を紹介していますので、是非併せてご覧下さい。

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