東京 銀座にある『Le Nougat(ビストロ・ヌガ)』にお邪魔しました。
オススメ度:A
訪問日:2021年1月 昼
お店の情報
『Le Nougat』は姉妹店に『Chinois(ワインバー・シノワ) 銀座店』と『Chinois 渋谷店』があります。
ブランチ・カフェ営業は土日祝のみになっています。
【Instagram】
【ホームページ】
外観・内観
銀座三原通りより1本昭和通り側の道の、みゆき通りと交詢社通りの間にあります。

1階には、カウンター席が3席と4人用テーブルが2個、2人用テーブルが2個あります。2階にも席があります。
照明はやや暗めです。
着席後にアルコール消毒液をテーブルに持って来てくださいます。
メニュー
ブランチメニュー(土日祝 12:00〜15:00)

カフェメニュー(土日祝 15:00〜17:00)

アラカルトメニュー

ワインリストは声をかけると店員さんが持って来てくれます。
テイクアウトメニュー

レビュー
前菜+主菜+デザートのコース(税抜3200円)をお願いしました。
連れ2人は、前菜+主菜のコース(税抜2600円)でした。
本日のスープは「オニオングラタンスープ」、本日の鮮魚は「真鯛のポワレ アンチョビを効かせたバターソース」とのことでした。
初めに、「豚のリエット」が到着。

しばらくすると、パンと前菜が到着。
パンは、ライ麦パンとバケットの2種類です。

パンは無料でお替りをいただけます。
「人参ムースと帆立、ズワイ蟹、コンソメジュレのカクテル」

上からコンソメジュレ・帆立とズワイ蟹・人参ムースの3層になっています。

コンソメジュレは、塩気が強すぎず、少し酸味があります。
帆立とズワイ蟹は、身がたっぷり入っています。
人参ムースは、後味に人参の風味がしますが、そこまで人参感が強い訳ではありません。
各層をそのまま食べても美味しいですが、3層を一緒に食べると絶妙なバランスでこれまた美味しいです。
「田舎風パテ」

「オードブルヴァリエ」

おまかせアミューズ盛り合わせです。
人参の何か、ウフマヨネーズ、田舎風パテ、鶏胸肉の何か、柑橘と魚の何か、キノコとかぼちゃの何か、の6種類でした。(全てうろ覚えですみません汗)
次に主菜が到着。
「仔羊エポールのロティ ジュのソース」

“エポール”は、フランス語で”肩肉”を指す言葉です。
”ロティ”はフランス語で、オーブンで焼き上げる調理法のことで、英語の”ロースト”と同じ意味です。
“ジュ”はフランス料理で”肉の焼き汁”のことで、そこに水やワイン、塩胡椒などを加えてソースとして使われます。
塊が3つあり、ボリュームは充分です。
脂身もありますが、この脂身も甘くて美味しいです。
羊の臭みも全くありません。
「牛ほほ肉の黒ビール煮込み カルボナード」

“カルボナード”は、フランスでは”カルボナード・フラマンド”と呼ばれ、牛肉を黒ビールで煮込んだビーフシチューのようなものを指します。
黒ビール煮込みですが、ビールの風味は殆どしないので、ビールが苦手な方でも大丈夫です。
お肉は赤身中心ですが、とても柔らかいです。
牛ほほ肉の煮込みは、お肉がパサついて固いお店がしばしばありますが、こちらは全くそんなことはありません。
最近食べた牛ほほ肉の煮込みの中で、一番美味しかったかもしれません。
「南仏郷土料理 カスレ」

“カスレ”は、様々な種類の肉と白インゲン豆を、”カソール”と呼ばれる深い土鍋に入れて煮込んだ料理です。
デザートの前に、食後のドリンクを尋ねられます。
コーヒー(エスプレッソやカフェマキアートなど5種類)と紅茶(たしか3種類)の中から選ぶことができます。
少しして、デザートと食後のドリンクと茶菓子が到着。
「タルト・タタン」

上にはシナモンのクリーム、横にはバニラアイスが付いています。
りんごの甘味とタルトがバランス良く、美味しいです。
エスプレッソと茶菓子

アーモンドの風味が強く、甘さは控えめのクッキーです。
この日はワインボトルを注文したこともあり、サーブはゆっくりめでした。
料理のクオリティはどれも高く、この内容を税抜3200円でいただけるのはお得だと思います。
メニューは月替りのようなので、また伺いたいと思います。
コメント