東京 銀座にある『徳 うち山』にお邪魔しました。
オススメ度:S
訪問日:2021年2月 昼
お店の情報
『徳 うち山』は、ミシュランで星を獲得する人気店『銀座 うち山』から初めて暖簾分けを許された一軒です。
『徳 うち山』の創業者は工藤淳也さんですが、現在は『銀座うち山』で修行を共にした木村圭介さんが店主をされています。
工藤淳也さんは『徳 うち山』以外にも、『銀座 くどう』『肉 うち山』『時喰み』を展開されています。
『徳 うち山』の営業時間は、昼11:30〜/夜18:00〜(定休日:日曜・祝日)となっています。
昼・夜ともに要予約となっています。
『銀座うち山』・『嘉祥 うち山』のランチと異なり、営業時間内であればスタート時間は決まっていません。
現在(2021年2月時点)は、緊急事態宣言の影響で夜の営業は20時までとなっています。
【ホームページ】
外観・内観

店内にはカウンター席が7席、4人用テーブルが2つあり、入口すぐのところに4人用の個室もあります。
メニュー




レビュー
先述の通り、昼・夜ともに要予約なので、12時に予約して伺いました。
入店すると、お客さんは1組(2名)しかいらっしゃいませんでした。
以前は予約を取るのが困難でしたが、やはりコロナ禍の影響でしょうか。
着席すると、ほうじ茶とおしぼりを持ってきてくださり、注文を尋ねられます。
「鯛茶漬け御膳」(税込1800円)を注文しました。
しばらくすると、到着。

『銀座うち山』・『嘉祥 うち山』のランチは1品ずつ提供されますが、こちらは全てが同時に提供されます。
内容は、鯛茶漬け・胡麻豆腐・鯛のあら炊き・鯛の南蛮漬け・お新香です。
南蛮漬けは酢が効いて、サッパリしています。
鯛のあら炊きは、味付けが薄味で、鯛の味をしっかりと感じることができます。

胡麻豆腐は外はカリッと、中はとろっとしています。

ですが、『銀座うち山』・『嘉祥 うち山』の胡麻豆腐と比べて、カリッと度合いととろっと度合いがやや弱い気がしました。
そして、胡麻豆腐には初めから胡麻ダレがかかっています。
『銀座うち山』・『嘉祥 うち山』の胡麻豆腐は、初めは何もかかっておらず、お好みで醤油をかける仕様なので、こちらは全く別物です。
胡麻ダレは少し甘めで、ドロッとしたタレになっています。
鯛茶漬けは鯛の切り身がたっぷり入っています。

『銀座うち山』・『嘉祥 うち山』よりも枚数が多いと思います。(枚数を数えようと思っていたのですが、すっかり忘れていました笑)
半分ほどはそのままご飯と食べて、後半は茶漬けにしていただきます。
お茶漬けに用いるお茶は煎茶だそうです。
胡麻ダレはかなり醤油強めの、サラッとしたタレで、胡麻感は弱めです。
胡麻豆腐にかかっている胡麻ダレとは味・粘度ともに全く別物ですので、飽きることなくいただけます。
ただ個人的には、鯛茶漬けの胡麻ダレは『徳 うち山』のものよりも、『銀座うち山』の醤油強めのタレ、もしくは『嘉祥 うち山』の甘めのタレの方が好きでした。
ご飯はお代わりし放題で、なくなると店員さんから声をかけてくださります。
少し柔らかめのご飯です。
ご飯自体も美味しく、計3杯(2・3杯目は大盛り)も食べてしましました。
お茶をかけずにいただく方が好みだったので、最後の2枚をそのままご飯と食べて、大満足です。
食べ終わると、デザートが出てきます。
「黒糖のプリン」でした。

まろやかなプリンで、甘すぎませんが、少し甘めです。
全体として、この内容で税込1800円はかなりお得だと思います。
また、『銀座うち山』・『嘉祥 うち山』と違って入れ替え制ではないので、落ち着いて食べることができるのが嬉しいです。
コメント