東京 築地にある『とんかつ はせ川 東銀座店』にお邪魔しました。
オススメ度:B+
訪問日:2022年1月 夜
お店の情報
東京 両国にある『とんかつ はせ川』が2021年12月22日,『とんかつ はせ川 東銀座店』として東京 築地に支店をオープンしました(店名は東銀座店ですが,実際の住所は築地です)
『とんかつ はせ川』は,東京 大門にあるとんかつの名店『むさしや』出身の店主が2004年12月に『むさしや 両国店』としてオープンしたお店で,現在は『とんかつ はせ川』として営業されています.
『とんかつ はせ川』は,2018年から2022年まで5年連続でビブグルマンを受賞しているとんかつの名店で,「平牧バーク三元豚」のとんかつがいただけます.
【ホームページ】
【東銀座店 Instagram】
【本店 Instagram】

外観・内観
晴海通りと平成通りの交差点からすぐにある『高橋ビル』の1階にお店があります.

店内に入ると,カウンター8席と4人用テーブルが2個あり,奥にも4人用テーブルが2個あるそうです.
入口でアルコール消毒を求められます.
メニュー
店先の看板

店内のメニュー






レビュー
この日は平日の20:20頃に伺いましたが,「厚切極上ロースかつ」は売り切れていました.
(21時頃には「上ロースかつ」も売り切れになりました.)
「ひれかつ 180g」(税込2530円)を注文しました。
直ぐに,「ひじき煮」と「自家製 糠漬け」が到着します.

かつは,注文してからカウンターの目の前の厨房で調理されます.
肉に切れ込みを入れ,白い粉をつけ,卵をつけ,パン粉をつけ,揚げられていました.
このパン粉は,パン粉の為に一からパンを焼いて作られた『はせ川』オリジナルのパン粉だそうです.
高温でサッと揚げるスタイルではなく,低温でじっくり揚げるスタイルのようで,かつが到着したのは注文してから15分程経ってからです.

かつは,3切れにカットされた中ぐらいの塊が2つ出てきます(計6切れ)
かつと一緒に,キャベツ,ご飯,みそ汁も提供されます.

かつは,薄い衣に纏われており,サクサクです.
肉の中心部にはほんのり赤みがあります.
ひれなので,脂身の殆どないしっかり赤身のお肉ですが,しっとり柔らかく,硬さは全く感じません.
ソースを付けずにいただくと,「平牧バーク三元豚(バークシャー種50)」の旨味を存分に味わえます.
『とんかつ はせ川』でいただける「バークシャー種50」は,「ランドレース種」「デュロック種」「バークシャー種」という3種類の原種豚を交配してできた豚で,日本の交配品種の最高傑作とも言われています.
ランドレース種(L),は特にロース部分の発達がよい品種です.
デュロック種(D),は肉にサシの入りやすい品種です.
バークシャー種(B)は,”黒豚”とも呼ばれ,肉質が大変優れ,旨みと食感に定評のある品種です.
「バークシャー種50」はこれらの特徴を受け継いでいます.
そんな「バークシャー種50」が,1967年に山形県 庄内地域の青年養豚家たちによって設立され品種開発・自家繁殖生産・加工までを行う『平田牧場』で,こだわりの飼料を与えられて約200日間じっくり育てられた豚が,「平牧バーク三元豚」です.

かつは,時間が経った後半も,衣はベチャっとせずサクサクのままで,肉も硬くならず,最後まで美味しくいただけます.
何も付けずに食べても美味しいですが,ゾースや塩など色々な楽しみ方ができます.
付け合わせのキャベツとご飯はおかわり可能です.
ソースが美味しいので,キャベツを2度もおかわりしてしまいました(笑)
全体として,お値段は税込2530円でとんかつにしてはそこそこしますが,とても美味しいのでその価値はあると思います.
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