東京 銀座にある『TRATTORIA Hiro GINZA』にお邪魔しました。
オススメ度:B
食べログ評価:3.60 ※訪問時点
訪問日:2022年3月 日曜 昼
お店の情報
『TRATTORIA Hiro GINZA』は『ヒログループ』のお店です.
『ヒログループ』は東京 青山にある『RISTORANTE Hiro AOYAMA』を本店として,東京 丸の内と大阪梅田にも店舗があります.
そんな中で『TRATTORIA Hiro GINZA』は唯一のトラットリアです(以前は他店舗と同様にリストランテでしたが,トラットリアにリニューアルされました)
しかし,『TRATTORIA Hiro GINZA』は今年2022年の3月27日で閉店してしまうそうです.
シェフは2019年春以降,”各務 恭平(かがみ きょうへい)”さんが務められています.
【ホームページ】

【Instagram】
外観・内観
銀座駅 C8から徒歩1〜2分の『ギンザ・グラッセ』の7階にお店があります.


店内は明るく開けた空間に,カウンター6席とテーブルが計48席分並んでいます.
メニュー
ランチメニュー

※HPより引用


ドリンクメニュー

ボトルメニュー





レビュー
「Pranzo C」(税込4200円)をお願いしました.
初めに,「セコンド」を3種類から選びます.
また,口コミに,”+1000円で生ハムの載ったカルボナーラに変更した”という記載があったので,店員さんに変更可能かどうか伺いました.
すると,「プラス料金がかかりますが可能です」とのことでした.
そこで,1つをカルボナーラでお願いしました.
しかし,プラス料金が具体的にいくらなのかの案内はありませんでした.
さらに,パスタの大盛りが可能かどうかを伺いました.
すると,「可能です」のみの返答でした.
こちらから「大盛りはいくらですか?」と伺い,”+税込550円で大盛りが可能”ということがわかりました.
最終的に,カルボナーラの大盛りでお願いしました.
前菜4種盛り合わせ「極薄にスライスした生ハム 香ばしく焼いたブリオッシュと共に」,「小田原漁港より鮮魚のカルパッチョ」,「絶品トマトとモッツァレラのカプレーゼ」,冷製スープ

「極薄にスライスした生ハム 香ばしく焼いたブリオッシュと共に」は,切り立ての生ハムが2〜3枚載っています.
オリーブオイルとガーリックが効いたブリオッシュですが,生ハムが塩味控えめなので,しょっぱ過ぎることはなく,美味しいです.
「小田原漁港より鮮魚のカルパッチョ」は新鮮な魚が2切れで,美味しいです.
冷製スープは,メニューでは「牡蠣のコンフィ」だった枠が変更になったものです.
この前菜の盛り合わせがサーブされた際,1人の生ハムだけが明らかに少なく,少し戸惑いました.

普段は気になることがあっても直接は言わないタチなのですが,流石に明らかな差があったので,店員さんに尋ねました.
すると,謝られることはなく,「1枚持ってきます」とだけ仰りました.
その後,4〜5枚の生ハムが載ったお皿を持って来ていただきました.

結果としては,かなり得をさせていただいたので良いのですが・・・
パネ「自家製フォカッチャ」

パスタ「白ミル貝と筍のペペロンチーノ スパゲッティーニ サルディーニャ産カラスミと共に」

貝と筍の旨味が,主張し過ぎないながらもしっかり出ています.
ペペロンチーノですが,辛さはほぼなく,オイルたっぷり,という感じでもありません.
最近食べたパスタの中で,かなり好きな味でした.
パスタ「Hiro銀座名物!極薄にスライスした生ハムカルボナーラ」(+税込1100円)

パスタを覆い尽くすように切り立ての生ハムがたっぷり載っています.
カルボナーラは,クリーム感よりも卵感が強いソースです.
ソースの味付けもそこまで濃くないので,生ハムと合わせて食べてもしょっぱ過ぎることはありません.
麺の量は大盛りにしただけあり,かなりしっかりあります.
ソースも増えていそうで,もしかすると生ハムも増えているかもしれません.
この大盛り+税込550円は価値があると思います.
ちなみに,カルボナーラへの変更は+税込1100ですが,これは最終的にレシートを確認して判明しました.
個人的にはデフォルトのペペロンチーノが好みだったので,プラス料金を払ってまで変更しなくても良いかな,と思いました.
セコンド「イタリア産 仔牛のコートレッタ アッラ ミラネーゼ」

“コートレッタ アッラ ミラネーゼ”はミラノ風のカツレツです.
柔らかい仔牛の肉が叩いて薄く伸ばされて,揚げられています.
脂が程良く乗った部位で,柔らかいです.
ドルチェ

ロールケーキとアイスです.
ロールケーキは,黄身多めの生地で伊達巻きのようです.
しっとりを越えてもったりした食感で,甘さは程良く,美味しいです.
アイスは,少し苦味があり甘さは控えめなキャラメル味です.
ロールケーキと合わせて食べても美味しいです.
カフェ


コーヒー,紅茶,エスプレッソから選ぶことができます.
ドリンクは白ワインをボトルでいただきました.
ちなみに,この日のグラスの白ワインは,2020年のGewrts Traminer(ゲヴェルツ トラミネール)が1320円/杯,2019年のシャルドネが2000円/杯,の2種類でした.
「2019 Cavalotto Chardonnay」(税別8000円)

甘くなく,辛口です.
水々しく,後味もスッキリで,飲みやすいです.
全体として,料理は美味しかった(特に前菜とパスタ)ですが,サービスに気になる点が多数ありました(いくつか記載しましたが他にもありました…)
あと,ドリンクがやや高めです.
具体的には,ボトルワインは4000円/本ほど上乗せされているイメージです.
もう少し手頃だとランチでも飲む人が増えそうなのになぁ,と思います.
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