東京 六本木『YAKITORI 燃』夜

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A 六本木・麻布・乃木坂 焼き鳥・鳥料理

東京 六本木にある『YAKITORI 燃(もえ)』にお邪魔しました。

オススメ度:A

食べログ評価:3.63 ※訪問時点

訪問日:2022年2月 月曜 夜

お店の情報

『YAKITORI 燃』は”阿部 敏昭”さんが代表を務められる焼鳥屋で,同じく六本木に『YAKITORI 燃es』という2号店があります.

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【阿部さん Twitter】

外観・内観

「六本木交差点」から徒歩3分ほどの路地にお店があります.

店内にはカウンター席と奥にテーブル席がいくつかあります.

店内の照明は明る過ぎず暗過ぎずで,お店の雰囲気は堅苦しすぎない感じです.

メニュー

料理

ドリンク

レビュー

この日は月曜の19時半に伺いましたが,店内はほぼ満席でした.

あらかじめ予約しており,4人で奥にある半個室に案内されました.

おまかせコースもありますが、この日はアラカルトでお願いしました。

注文は何度かに分けて行いました。

「焼鳥は串から外さずお召し上がりくださいませ」とメニューに記載されており、基本的に1人1本ずつ注文するスタイルです。

4人で伺ったのですが、串の種類毎に注文する本数が異なっても、嫌な顔ひとつせず受けてくださいました。

お通し「けんちん汁」

「レバーたたき香るネギゴマ油」(780円)

トロッとしたレバーにごま油をたっぷり付けていただきます.

レバーのクセはなく,お酒が進む味です.

「トロトロ牛すじ豆腐」(880円)

注文した際に「取り分けてお持ちして良いですか?」と言われ,お願いしたので,写真は3等分されたものです.

大きめのカットの牛すじが2つほど入っており,トロトロに煮込まれていて美味しいです.

「つくね+マキシマムこいたまご 黄身付」(330円+88円)

黄身を割って,付けていただきます.

濃厚な黄身と甘めのタレがクセになります.

どう頑張っても黄身が余ってしまうのが勿体無くて,思わず舐めたくなります(笑)

「玉子焼き」(748円)

“マキシマムこいたまご”を使った玉子焼きです.

プルプルで,味付けは意外と甘さ控えめです.

「こころ」(264円)

脂が乗っていてジューシーです.

「あか」(363円)

「ぼんじり」(319円)

「砂肝」(286円)

「モザレラチーズ炭火焼」(380円)

熱で柔らかくなったチーズを,自分で箸を使って串に巻きつけます.

早くしないとチーズが固まってしまうので,スピードが大切です(笑)

食べる時には少し固まっていますが,それが逆にモチッとした食感になって美味しいです.

「薬研なんこつ」(319円),「巻身」(330円),「ねぎま」(418円)

「巻身」は,”さつま赤鶏”の”せせり”です.

「馬赤身肉の刺身」(1320円)

「獅子唐」(330円)

「肉厚どんこしいたけ1枚」(440円)

かなり椎茸感の強い肉厚な椎茸で,食べ応えがあります.

ただ,これで440円は高いかな・・・

「こころ」(264円)

美味しかったのでリピート①です.

「巻身」(330円)

美味しかったのでリピート②です.

いただいた串の中で,この「巻身」が一番好きだったかもしれません.

「焼鳥屋本気の禁断の鶏白湯ラーメン」(950円)

ラーメン屋さんの鶏白湯ラーメンと比較しても遜色ない,鶏の旨味が詰まった濃厚で美味しいスープです.

上に鶏油で作られた黒マー油がかかっており,香り・味ともに良いアクセントになっています.

麺はストレートの細麺です.

ドリンクは,まずは生ビール(880円)をいただき,その後は焼酎をいただきました.

焼酎はメニューに銘柄・価格の記載がなく,店員さんに種類や好みなどを伝えて持ってきていただくスタイルです.

焼酎の1杯目は麦のソーダ割をいただきました.

2杯目からは芋のお湯割をいただきました.

2杯目からはボトルを持ってきてくださり,焼酎の紹介をしていただけました.

2杯目「雪のまんねん」

程良く芋感がありますが,ほんのりフルーティで,クセはそこまで強くありません.

個人的に,芋感が丁度好きな具合でした.

蔵元は宮崎県にある『渡邊酒造場』です.

『渡邊酒造場』では芋の栽培から袋詰めまで全てを蔵人だけで行われています.

そんな『渡邊酒造場』から冬季限定で毎年12月から発売されているのが,この「雪のまんねん」です.

蒸留後の濾過を行わず,雑味になる最小限の油分だけ丁寧に掬い取って造られています.

芋には宮崎県産「黄金千貫」が,米麹には宮崎県産「夏の笑み」の白麹が,使用されています.

「雪のまんねん」の黒麹バージョンである「無濾過 旭萬年」や,夏季限定で毎年5月中旬〜8月末に販売されている「夏のまんねん」なども,今後飲んでみたいと思いました.

3杯目「田倉」

かなりすっきりで,芋感はあまりありません.

芋好きじゃなくても飲みやすいと思います.

蔵元は鹿児島にある『高良酒造』で,「八幡」も造られている,地産地消に拘られている蔵元です.

有機栽培の芋,有機栽培の合鴨米,蔵の裏手にある「飯倉山」から湧き出る清水を使用し,「かめ仕込み」で作られています.

4杯目「あらろか ひとり歩き」

すっきり飲みやすく,後味に米の味を感じます.

ボトルの裏を見てみると,原材料に「甘藷(国産)・米麹(タイ国産米)」と書かれており,「お!米麹が入っているから米の味がするのか!」と一瞬思いましたが,よく考えると,普通の焼酎には米麹は使われていますね・・・笑

結局何故かは分かりませんでしたが,他の芋焼酎にはない味で,気に入りました.

ちなみに,“甘藷(かんしょ)”とは”サツマイモ”のことです(サツマイモは”唐芋”や”琉球薯”と書かれることもあります)

調べてみると,この焼酎の芋は「ジョイホワイト芋」が使用されているそうです.

「ジョイホワイト芋」は平成7年度に焼酎用優良品種の推薦藷となった芋です.

蔵元の『古澤醸造』は,5月に「ひとり歩き」,10月に「熟成古酒ひとり歩き」,11月に「ひとり歩き黒傳」を蔵出ししており,今後他の2種類も飲んでみたいです(こちらの『古澤醸造』は「八重桜」も造られている蔵元です)

連れも自分と同じか少し少ないぐらい飲み,お会計は4人で税込42000円弱でした.

メニューに明記されていますが,お通し料 税込660円/人とサービス料10%がかかります.

レシートはないので,ドリンク代の詳細は不明です.

全体として,串も一品も美味しく,お酒も色々な種類があり楽しくいただけるのに,堅苦し過ぎないので,4人などで伺うのにオススメです.

勿論,カウンターもあるので,2人で伺うのにも良いと思います.

また伺いたいと思います.

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